本と映画と政治の批評
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共産党は小選挙区票を民主党に流せ - 社民と共産は合同せよ
b0018539_12434985.jpg寄せられたTB記事の中で共産党の「たしかな野党」に期待するという議論があった。私はこの意見に全く賛成しない。共産社民の二党は全く信用できない。私は共産党と社民党ほど国民を愚弄した政党はないと思う。共産党と社民党の欺瞞に較べれば、小泉劇場の演出政治の「騙し」もまだ可愛いものだ。日本の国民を政治不信に陥れている根本的な責任者は、実は共産党と社民党の二党なのではないか。この二党はなぜ一党に纏まって選挙戦を戦おうとしないのか。議席が一桁しかない弱小政党のくせに、訴えている政策も同じくせに、何でわざわざ二つも出てきて、両方で互いの議席数を潰し合っているのだ。憲法9条を守ろうと考えている国民、社会福祉の再建を願っている国民、中産層の復活と安定雇用社会の実現を望んでいる国民にとって、眼前の社民共産の二つの政党の併存現実こそ、まさに絶望と不条理と政治不信の根幹ではないか。それらの国民の願いを共産党と社民党は裏切っているのだ。



b0018539_13532263.jpg「たしかな野党」なんてよく言えたものだ。議席数が一桁の政党が何で「たしかな野党」なのだ。人をバカにするのもいい加減にしろと言いたい。共産党と社民党の存在というのは、単なる民主主義の原則における「少数意見の尊重」でしかない。選挙のときだけ一時的に存在感が出て、お情けで選択肢の一つに割り込ませてもらっている。が、同時に、同じ政策を言う弱小政党が二つ並べられることで、いかにもその政策が無意味で異端的なものとして演出され、少数例外の立場の主張という印象が増幅される結果にもなっている。テレビの選挙番組では、自民党と民主党が本格的に論戦を演じた後で、オマケの金魚の糞みたいに出て来て、割り当てられた短い時間で同じ話を必死で口パクしている。論戦番組の司会者はまともに取り合わず、共産社民の主張は論外とばかり受け流して終わり。少数者の立場への配慮だけで、殆ど視聴者の関心の対象にされていない。二党が言う正論は正論の扱いにならない。

b0018539_12433625.jpg前にも書いたが、共産党と社民党は、単に自分たちが政党として生き延びるために、9条や福祉を持ち出して国民を利用しているのではないのか。本当に9条を守る意思があり、経済政策を公共福祉の再建に転換させるつもりなら、今のような旧態依然のみすぼらしい論外泡沫政党を続けているわけがない。それは政治家としてあまりに無責任だ。欺瞞的だ。共産党の80年の伝統なんて国民にはどうでもいい話なのだ。さっさと党名を変えて、生まれ変わって、本気で勢力拡大に挑戦しなければいけない。不破哲三と上田耕一郎が引退を決断することだ。名前と綱領を変えて社民党と合同することだ。何より、若い有能なリーダーを見つけ、前面に押し出して、新しい潮流とモメンタムを作ることだ。二つの党が一つに纏まって、ルックスグッドで弁が立つ党首を立てれば、主張している政策は正論なのだから、必ず支持を集めることはできる。一千万票を比例で集め、国会勢力を「天下三分の計」に持ち込むことができる。

b0018539_171856.jpg共産党という党名のマイナスシンボルが、主張する政策を異端視させ極論化させている。国民の政治選択における常識の外にそれを置かせている。ソ連社会主義の政治的暗黒と歴史的敗北のイメージが、共産党が主張している公共福祉政策や護憲平和路線に偏向的で悪魔的な性格のイメージを塗り被せている。そのように印象操作する政権やマスコミの詐術と演出を容認している。マイナスシンボルを捨てれば、政策はマイナスイメージでパッケージされることはない。現在の共産党の理念は共産主義ではなく社会民主主義なのだから、党名もそれらしきものに変えればいいのだ。コミンテルン日本支部として誕生した出自と経歴を後生大事に抱える必要はないのだ。共産党が本当に大事にしなければならないのは、伝統ではなく、支持し期待してくれている国民である。共産党が命を賭けて守らなければならないのは、自己の歴史的伝統ではなく、目の前の、二極分解策の経済苦で呻吟している国民である。

b0018539_12441084.jpg私が志位和夫なら、直ちに臨時中央委を召集して、共産党支持の有権者に向かって小選挙区は民主党候補に投票するように呼びかける決議をする。無代償、事前協定なしの無条件の小選挙区撤退と民主党候補支持を方針決定する。小選挙区の共産党票を民主党に流し入れる。劣勢の民主党をカバーする。それで民主党が単独過半数を取れればそれでよい。情勢的にそこまでは無理でも、何とか自公を過半数ギリギリに追い込めればそれでいい。投票まであと5日しかない。5日間で起こせる奇跡はそれしかない。このまま投票日を迎え、自民党が単独で280議席を占める事態になれば、マニフェストで公約した教育基本法改正も、憲法改正への着手も、何の歯止めもなく遂行できる。公明党の歯止めも効かなくなる。大敗した民主党は割れて政党の体を成さなくなるだろう。民主党は共産党に(水面下でいいから)小選挙区の票の流し込みを要請すべきだ。「たしかな野党」なんてリアリティのない冗談はよせ。そんな呑気な時代じゃない。

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by thessalonike | 2005-09-06 23:30 | 郵政民営化 ・ 総選挙 Ⅱ (15)   INDEX  
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