本と映画と政治の批評
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カテゴリ:憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)( 8 )
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終戦から六十年 - ユネスコ憲章の言葉を再び日本人のものに
b0018539_12362859.jpgユネスコ憲章には、その冒頭に、「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」と書かれている。戦争の真実を射抜いた真理であり、とりわけ今の日本人が、自らの心を直接に向かい合わせて真摯に考えるべき重い言葉であるように思われる。このブログでも何度か警告し、また昨夜の『ニュース23』の終戦特集でも筑紫哲也が触れていた問題だが、もしも先の戦争について、日本は何も悪い事はしていないのだから反省も謝罪もする必要はないとするならば、同じ事をもう一度やってもよいという結論になる。あの戦争は正しい戦争だったのだから、もう一度同じ事をやっても構わないという論理になる。一冊か二冊、教宣漫画本を読んで洗脳されて右翼になった若い面々は、上のユネスコ憲章の文言をどのように受け止めるのだろうか。日本の若い世代の心の中の平和の砦が崩されている。櫻井よしこや小林よしのりたちのプロパガンダのシャワーによって確実に平和の砦が崩壊させられている。平和人格から戦争人格に人間が作り変えられている。

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by thessalonike | 2005-08-16 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
祈りの日 - 「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
b0018539_16322395.jpg今日は慰霊の日。毎年の事ながら平和記念式典の中継に感動させられる。NHKらしさを感じる秀逸な映像。広島放送局が制作しているのだろうけれど、経験の積み重ねがきちんとあり、同時に一瞬も気を緩めない緊張感があり、また世代を繋ぐ文化的伝統の継承がある。何度もリハーサルを重ねて生の本番を撮っている。一年に一回だけ、わずか半時間の中継放送に賭けるスタッフの思いがよく伝わって来る。この平和記念式典の中継と大晦日の『行く年来る年』の二つが、私にとってNHKらしい価値のある素敵な番組である。被爆六十周年はあるが被爆七十周年はないのだという被爆者のメッセージもよく届いた。今年の秋葉市長の平和宣言もよかった。秋葉市長の平和宣言は格調高く、心に残るもので、『ニュースステーション』で全文の朗読を放送した年もあった。今年の平和記念式典はCNNが生中継したと言う。日本の政治家の中でも、中身のある感動的な演説ができる人間がいるのを見て、米国の報道関係者やTV視聴者は驚いたに違いない。

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by thessalonike | 2005-08-06 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
天皇陛下の平和外交 - 象徴天皇制の理念を具現化する陛下
b0018539_9403154.jpg天皇皇后両陛下のサイパン慰霊のTV報道を見ながら、感じたことを急ぎ書きたくなった。天皇陛下は立派である。この人にはありったけの賛辞を惜しみなく与えられる。例の韓国人戦没者慰霊塔への突然の弔問は天皇陛下ご自身の希望によるものだったと伝えられている。懼くそのとおりだろう。日程を隠したのは宮内庁の政治的配慮だと言う。天皇は最初から韓国人慰霊塔の訪問に前向きだったが、政府(官邸)がそれを快く認めようとせず、両者の妥協の結果として公式日程にはない電撃訪問の形式が採用されたのである。わが国の現政権がいかに右翼的で反動的な性格のものかがよくわかる。政府として天皇を韓国人慰霊塔に訪問させたのではなく、天皇が個人的に訪問したのだという既成事実にしたわけだ。例の「昭和天皇の靖国神社への私的訪問」の政治を想起させる。その政府を押し切って韓国人慰霊塔訪問を敢行した天皇陛下は立派だった。無能で失点だらけの政府外交を天皇陛下が必死にカバーしてくれている。

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by thessalonike | 2005-06-29 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
憲法9条を守る政治戦略 - 唯一の隘路としての護憲新党
b0018539_12461278.jpg改憲は平和裏には行われない。改憲は謀略テロ戦争を契機にして発議され実行される。その時期は日本と米国の一握りの権力者が極秘裏に決める。謀略を承知しているのは謀略を企画し裁可したわずかな人間だけで、自民党の多数を含め、マスコミも一切真実を知らされない。今、この瞬間に「北朝鮮のテロ」が発生しても決して不思議ではなく、そして護憲勢力は国会の議席数で三分の一をはるかに下回っていて、9条改正の発議が自公民で行われた場合は阻止することは不可能である。「9条の会」のような草の根の護憲運動が真剣味を帯びて全国で広がっているのは、議会のディフェンスが破られ、あとは国民投票で改憲を阻止する以外に方法がなくなったからである。だが、テロが起きて国内が戦時下の状況になれば、国民投票での改憲票過半数阻止もきわめて困難な情勢となる。改憲派は圧倒的多数での勝利、少なくとも七割から八割の賛成票で勝利を確定しようとするだろう。

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by thessalonike | 2005-05-06 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
改憲と有事 (2) - 自作自演のテロ戦争と徴兵制による思想統制
b0018539_0474355.jpg改憲はそれに先行する戦争によって触発され、混乱と動揺の中でなしくずし的に遂行される。時間はかけない。国民に冷静な熟慮や論議する暇を与えない。そして何度かの国民投票で憲法の全容が完全に変わり、国家の体制が1945年以前に戻るまで戦争は続く。その間、戦争相手国である北朝鮮の「テロ」によって数十名の自衛隊員が死に、数百名の無辜の市民が犠牲となる。私の推理であり、現在の確信である。戦場になるのは専ら日本国内であり、都市部の自衛隊の駐屯地や日本海側の原発基地、そしてJR主要駅や空港である。北朝鮮はテロ攻撃を否定し、国連の調査団が日本のテロ被害地に派遣されて調査をするが、北朝鮮の仕業であると示す確証は掴めないまま、熱戦と冷戦の中間のような曖昧な戦争状態が続く。日本国内では戦争、世界の目からは不審で奇怪なテロ。テロの真相を知り、日本の政権の意図を知っている米国は、傍観するだけで日米安保条約に基づく軍事発動には踏み切らない。

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by thessalonike | 2005-05-05 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
改憲と有事 (1) - 憲法改正のイマジネーションとシミュレーション
b0018539_17561181.jpg憲法改正については、恐らく有事の事態出現が改憲発議に先行する。国民世論の中でどれほど改憲賛成が多くても、平時での議論の積み重ねで改憲草案が一本に纏まることはない。何十年と論議を続けても、自民党と民主党と公明党が一本の新憲法草案に集約することは不可能だろう。有事の出現のみが9条改正を可能にする。21世紀の日本は改憲して戦争するのではなく、戦争をまず始めて、戦時下で改憲を断行するのである。しかもそのときは泥縄的に9条だけが改正され、テンポラリーな形で「普通の国」へと移行し、前文を含めた憲法全体の改正はそこから徐々に段階的に手が着けられる。例えば三年に一度の衆議院総選挙と同時に定例的に憲法改正の国民投票がセットされ、日本国憲法の特徴をなすラディカルな民主主義の人権条項が改悪され消滅して行くことだろう。最終的に改憲プロセスが終わったとき、日本国憲法は大日本帝国憲法とほぼ同じものになっているに違いない。

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by thessalonike | 2005-05-04 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
改憲阻止を世界の世論に - 人類史の到達点としての平和憲法
b0018539_17171877.jpg憲法について最近思うことは二つあり、その一つは憲法とは革命の瞬間に誕生するものであり、憲法を起草するのは常に革命家であるという歴史的真実の直観だが、もう一つは平和憲法の人類史的意義についての確信である。憲法は確かに国民にとって重要な問題であるだろうが、世界中でわが国ほど人々が年中憲法問題を唾を飛ばし合って議論している国は無いのではないか。憲法論議をタブー視するなという主張は、右翼が国民の護憲意識を切り崩して改憲論を受容させる上で有効なツールとして機能した詐術だったが、日本ほど日常的に憲法論議をメディアで繰り返している国はなく、改憲せよ改憲せよと政治家や学者や文化人がテレビや雑誌で喧しく宣伝扇動している国は他にない。国民は改憲プロパガンダの桶に漬け込まれた漬物のようである。論憲が必要だとか、タブー視するなとか言う主張はもはや説得力を失った。むしろここ数年間の過剰な憲法論議(実際には改憲プロパガンダのシャワー)は、国民の間に疲労感と倦怠感さえ覚えさせているように見える。

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by thessalonike | 2005-05-03 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
憲法は革命の瞬間に生まれる - 改憲の現実性は有事下のみ
b0018539_11392064.jpg国会では衆参両院の憲法調査会が遂に最終報告書を提出して、憲法改正をめぐる情勢は国民投票法案の動きが次の焦点になりつつある。憲法改正のXデーに向けて着々と外堀が埋められている状況だが、実態を見ると現実の改正はそれほど簡単でもないことが分かる。衆院の最終報告書でも、新憲法の具体的な像は明示されていない。注目された自民党の新憲法草案委員会の作業も、4月に提出した「要綱」では、漸く「自衛軍の保持」を明記したものの、集団的自衛権や天皇元首化をめぐって党内で意見が分かれ、結局、新憲法草案の条文化は先送りされる結果となった。民主党は連休後に「憲法提言」を纏める予定で、条文で自衛隊の存在と任務を明記する方針らしいが、条文化された新憲法草案は提出されない。選挙に向けた保守層向けのパフォーマンスの政治的意味が強く、民主党の憲法改正論には政治的責任感や理論的一貫性が感じられない。世論の多数は9条改正に反対であり、民主党がその世論を簡単に無視できる状況だとは思えない。

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by thessalonike | 2005-05-02 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
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