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なぜ巨人は今年も優勝できないのか - 誤算の構図   
b0018539_18365955.jpg29日に開催された巨人軍激励会に渡辺恒雄が出てきて、またまた生意気な話をしている。昨年、世の中を騒がせた日本テレビ株名義貸し問題や明大一場へ金銭不正供与問題で責任を追及されかけ、オーナーを辞任して隠棲していたかに見えた古狸が、またぞろ復活して人前で老醜を晒し始めた。不愉快なニュースである。滝鼻卓雄や清武英利が何の実権も持たないパシリであることは誰もが承知しているとはいえ、院政を敷いている筈の渡辺恒雄がこうもあからさまに前へ出て来るのを見ると、この男には院政なりリモコン操縦なりの器用な政治手法は到底無理な話で、心臓が止まる瞬間まで公然と独裁権力を誇示し、驕りたかぶるワガママな暴君の姿を新聞記事にし続けて欲しいのだろう。静かにしているのが嫌で苦手なのだ。最後の最後まで幼稚で愚劣で醜悪な男である。



b0018539_18371225.jpgこの男がコミットすればするほど巨人は人気を失う。この男が離れれば離れるほど巨人は人気を回復する。関係者の誰もがその事実を了解しながら、読売巨人軍は渡辺恒雄の老害に楔を打つことができない。その渡辺恒雄に対するアンチのシンボルになっているのが清原和博である。昨秋、清原は巨人からの放出が決まっていたが、ファン感謝デーでドーム中に轟きわたった清原コールのために、滝鼻卓雄が腰を抜かしてトレードを撤回した。堀内恒夫と渡辺恒雄の性悪コンビに対するファンの拒絶の声が届いた結果である。再生を模索する滝鼻や清武ら球団首脳はファンの声を無視するわけには行かず、結局のところ清原残留で戦力編成を方針化せざるを得なかった。清原と堀内の手打ちというのは芝居で、堀内が邪魔な清原を追い出したいのには変わりない。

b0018539_1837308.jpgキャンプからオープン戦にかけて、堀内が清原を持て囃し、褒め殺し、煽ててオープン戦にフル出場させ、走塁をさせていた。これは傍から見ても簡単に理解できる姑息な堀内の陰謀で、要するに清原の左足太腿肉離れを再発させるべく仕組んだ謀略である。開幕までに故障をさせて二軍に落とそうと目論んでいたのだ。清原、清原とマスコミ総がかりで煽てまくった理由はそこにある。ところが豈に図らんや清原は奇跡的にケガなしでオープン戦を乗り切り、堀内恒夫と渡辺恒雄は誤算のまま開幕を迎えてしまったのである。本来なら小久保裕紀が四番のオーダーも、不本意なまま清原四番にせざるを得なかった。誰かが新聞の購買部数への影響を心配したのだろう。今季もケガをするまで清原を使い続けるしかない。堀内はそれを優勝を逸した場合の保身の理由にするだろう。

b0018539_18374341.jpg自分が望むオーダーを組めなかったから優勝できなかったのだと身勝手な弁解を言うだろう。卑劣な男だ。卑劣コンビの堀内恒夫と渡辺恒雄。その辺の事情は球団内部の者なら誰でもわかる。堀内にマネジメントのスキルが無く、指揮官として全く信頼できないことは選手の誰もがよくわかっている。チームは一丸とはなっておらず、負ければ必ず自分以外の誰かに責任を押しつけようとするだろう。中継ぎ投手が打たれて後半崩れるパターンは今年も続くに違いない。中継ぎが打たれると簡単に言うが、先発陣に入る実力がないから中継ぎの役目を割り当てられているのであり、その投手に先発以上の能力を要求すること自体に根本的に問題がある。加えて毎晩全国の視聴者に監視され、打たれれば新聞に叩かれて針の筵に座らされる精神的重圧が加わる。

b0018539_18375470.jpgセ連盟六球団の中では今季も読売巨人軍の戦力がズバ抜けている。が、巨人戦で他球団が必死に戦うのは例年同じであり、今年はそれに交流戦が加わる。パ連盟各球団のエースを巨人戦にぶつけてくるだろう。大輔、岩隈、和田が巨人を相手に投げることになる。巨人は他球団よりも疲労が多く、公式戦の最中に一瞬たりとも息を抜けない。使命と緊張の過重という巨人独特の不利な環境要因を突破するためには、長島茂雄のように圧倒的な戦力を揃えて他を超越凌駕するか、原辰徳のように一丸となったチームワークで結束するしかない。堀内恒夫のように中途半端で自己満足的な戦力整備や作戦指揮では実戦では勝てない。監督である堀内自身に戦闘者としての士気と覇気がなく、緊張感が感じられない。優勝を逃した時のエクスキューズだけが頭にあるように見える。
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by thessalonike | 2005-04-01 23:10 | 読売巨人軍考 (7)   INDEX  
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