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改憲と有事 (2) - 自作自演のテロ戦争と徴兵制による思想統制
b0018539_0474355.jpg改憲はそれに先行する戦争によって触発され、混乱と動揺の中でなしくずし的に遂行される。時間はかけない。国民に冷静な熟慮や論議する暇を与えない。そして何度かの国民投票で憲法の全容が完全に変わり、国家の体制が1945年以前に戻るまで戦争は続く。その間、戦争相手国である北朝鮮の「テロ」によって数十名の自衛隊員が死に、数百名の無辜の市民が犠牲となる。私の推理であり、現在の確信である。戦場になるのは専ら日本国内であり、都市部の自衛隊の駐屯地や日本海側の原発基地、そしてJR主要駅や空港である。北朝鮮はテロ攻撃を否定し、国連の調査団が日本のテロ被害地に派遣されて調査をするが、北朝鮮の仕業であると示す確証は掴めないまま、熱戦と冷戦の中間のような曖昧な戦争状態が続く。日本国内では戦争、世界の目からは不審で奇怪なテロ。テロの真相を知り、日本の政権の意図を知っている米国は、傍観するだけで日米安保条約に基づく軍事発動には踏み切らない。



b0018539_1748494.jpgこのテロ戦争が、日本の右翼政権が改憲のために謀略的に行っている真実を知る米国は、韓国と中国からの要請を理由にして北朝鮮に対する軍事攻撃を止め、問題を国連安保理に回して解決を図る見せかけの外交演出をする。自衛隊も韓国への刺激を配慮して北朝鮮本土に侵攻する作戦はとらず、国内でのテロ警備のみに部隊を動員する。国連で北朝鮮と日本が詰り合っている間に、日本国内で半年に一回の頻度でテロが起こり、数十人ずつが犠牲となり、世界に事件が報道されて、日本と北朝鮮が半戦争状態に入っている状況が既成事実化される。朝鮮総連と在日朝鮮人はガザ地区のパレスチナ人のような境遇となり、連日、武装した右翼組織による襲撃を受けて死傷者を出す。右翼組織はテロに総連が関わっていたと声明を出し、証拠を捏造してマスコミに発表、在日朝鮮人に対する暴力行為を正当化する。警察は右翼の総連襲撃を放置黙認し、朝鮮総連は武装自衛派と帰化降伏派に分裂する。

b0018539_17581627.jpg地下に潜行した朝鮮総連の武装自衛派が検挙され、テロは自分たちがやったと自白する。拷問による自白。北朝鮮はテロが日本の自作自演の謀略であると非難し、日本はテロが北朝鮮の仕業であると応酬、テロ組織の名前と指導者が公表される。ビンラーディンとアルカイーダのような朝鮮名のゲリラ指揮官とゲリラ組織の名前が指名手配されてテレビに出る。例えば高麗反日民族解放戦線。ゲリラ組織に関する情報がNHKの7時のニュースや日本テレビのワイドショーで詳しく報道される。北朝鮮は無関係を声明、北朝鮮人民軍には動員の動きはなく、戦争は完全に日本国内のゲリラ戦の形で固定される。その状態のまま数年間が続き、テロは日本で日常的なものとなり、日本のマスコミは日常化したテロの被害を北朝鮮との戦争の犠牲として報道する。日本の国内はイスラエルのようになる。日本の国内でテロを政権と右翼の謀略であると指摘する者は袋叩きにされ、右翼団体に尾行され連行されて私刑される。

b0018539_17523058.jpg言論の自由が日本社会から消える。誰もが「テロ」を北朝鮮の攻撃であると認める発言をしなければならず、北朝鮮に対する武力報復を言わなければならず、韓国との全面戦争の覚悟まで求められる事態となる。民団系在日韓国人の日本脱出が始まる。一部は雪崩をうって帰化恭順の道を選ぶ。在日韓国系の商店は営業の続行が不能となる。謎のテロ攻撃と流血だけが奇妙に続く半戦時下で、二度、三度の改憲が粛々と行われ、徴兵制が復活する。徴兵制は兵員の調達のために行われるのではない。思想統制のために政権がそれを必要とするのである。徴兵制が施行されると、3月に高等学校を卒業した18歳の男子が9月に大学に入学する半年間、原則として自衛隊に入隊して訓練を受ける。そこで行われるのは徹底的な思想教育であり、いじめと暴力を伴った残酷な洗脳教育である。親が日教組や共産党である者、家庭が朝鮮総連と関係のあった者は、見せしめ地獄のスケープゴートの運命となる。

b0018539_17535742.jpg半年間の訓練期間中に、思想が不健全として標的にされた者は、右翼教官によってイジメとシゴキの集中攻撃を受け、転向と屈従が強要される。中には転向に応じず抵抗を続けて、訓練期間中に「不慮の事故」で命を落とす者も出る。こうして自衛隊は戦前の日本軍に戻る。徴兵制は兵員の補給のためにするのではない。思想教育と思想統制のために必要なのである。不健全な思想的分子を日本社会から排除し、全体を思想浄化(クレンジング)するために行うのだ。改憲は日本を1945年以前の神聖な全体主義国家に戻すために行う。教育勅語を復活させて教育世界から日教組を根絶する。徴兵制を施行して若者の思想を統制し改造する。治安維持法を復活させて左派勢力の言論と運動を監視し摘発する。そのために憲法を改正する。環境権やプライバシー権の確立のために改憲をするのではない。海外で侵略戦争をするために改憲をするのではない。憲法改正の目的は国内の思想弾圧にこそある。そして、

改憲はテロ戦争の演出を通じて権力によって謀略的に行われる。
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by thessalonike | 2005-05-05 23:30 | 憲法 ・ 改憲 ・ 平和 (7)   INDEX  
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