
予想していた事だが、日韓首脳会談が終わった途端に、またぞろ国内右翼が活発に動き始め、靖国参拝貫徹論が息を吹き返して頭を擡げてきた。小泉帰国と同時にあの
森岡正宏がまた公式の場で東京裁判無効論の暴言を放ち、その場で小泉首相の靖国参拝を強く求め、また安倍晋三も久しぶりに自分の顔をNHKニュースに登場させて、新追悼施設慎重論を茶の間に向けて流させた。森岡正宏が出席した超党派の「日本会議国会議員懇談会」は首相が引き続き靖国神社を参拝することを支持する決議を採択し、安倍晋三は当選一回から五回までの議員四○人余を集めて靖国参拝支持の勉強会を発足させる。靖国参拝派の巻き返しが始まった。昨夜の7時のニュースでは、驚いたことに神崎武法が新国立追悼施設調査費の予算化について、それを後退させる発言をしていた。裏で安倍晋三を中心とする参拝派の強烈な巻き返しが始まって、公明党に何か取引を策したのに違いない。都議選の候補者調整絡みか、それとも何か福祉予算関連の話か。
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